額縁に思う事

何気ない皆さんの日常の暮らしが一瞬に起こる天災で一転してしまう現実を、私たちは経験から学んだのかもしれません。その経験から我が家では、家具の転倒防止器具、壁の額縁や棚上のオブジェの配置の見直しなど、家族とともに生活のなかの防災に対する意識が芽生えるようになりました。現代の日本社会ではスマートフォンのアプリなどから防災情報を入手しやすくなりましたが、大地震などの天災は人々の記憶が薄れた頃に繰り返しやってくることで自然の力を知らしめしているようにも感じます。日本は地震の国と言ってもよいほど、その歴史がリピートされるように大地震の痕跡がみつかります。自分と大切な家族を守るためにも、日頃からの防災への備えは準備周到にしておきたいものです。皆さんは、いざ大地震が発生した時の自分自身の行動や家族の行動の見取り図を把握されていらっしゃいますか。何事も準備が大切です。毎日のお仕事も行き当たりばったりではなく、ミィーティングや会議などの話し合いを重ねながら日々の努力を成果へと積み上げているのではないでしょうか。防災は、いざその時になってから考えはじめるのでは遅いものです。しっかりとした防災グッズの準備とともに、ご家族や皆さんの大切な人々との防災の見取り図を用意するのはいかがでしょう。