古代ギリシャの美しさの基準は、人々の体であるなどと考えられていたようです。現代におきましても美術や芸術言われるものには、体は欠かすことができない存在です。
女性の像として有名なのは「ミロのヴィーナス」でありますが、彫刻などに限らず絵画におきましても、女性達の体を描くことは、現在に通じる美しさの基準のひとつと考えられております。
実際に最初に作られた像は男性であったなどとも言われているそうです。女性の像が作られはじめたのは、その後であるなどとも考えられているようですが、彫刻や絵画などの美術作品には欠かすことのできない神話などにも数多くの男性と女性が神々や女神などとして表現されております。
またその当時の古代ローマ人は、人々の体を表現するに関して寛容であったと考えられているようです。当時の遺跡に描かれた壁画には、男女をあからさまに描いたものも数多く発掘されているようです。